デリヘルと援デリは客層が違う
援デリとは援助交際とデリバリーヘルスを合わせた造語で、『出会い系サイトでアポをとって本番ありの売春行為をさせる非合法な風俗』のことです。
デリヘルと援デリはどちらもラブホで2人きりになってプレイをするので、仕事内容に共通点が多くあります。
両者の違いとして知っておきたいのが『援デリのお客さんは援助交際だと思っていない場合がある』ということです。
出会い系サイトを利用する男性は「一晩の割切相手」を探すこともありますが、多くの男性は恋人を探しています。
もちろん出会い系サイト上にて会う前に金銭のやり取りの約束をしますが、それでも恋人を探しているようなニュアンスで誘うため、男性によっては援助交際だと理解できない場合があるのです。
そのためにスマートな遊び方をしないお客さんが多く、場合によっては大きなトラブルに発展することもあります。
援デリで働く女の子が強盗被害に会うことも
2015年には渋谷のホテルで強盗事件がありました。
TBSでは以下のような配信をしていました。
去年11月、東京・渋谷のホテルで女性が出会い系サイトで知り合った男に現金を奪われた事件で、警視庁は39歳の無職の男を逮捕しました。
逮捕されたのは江戸川区の無職、島津隆容疑者(39)で、去年11月、渋谷区道玄坂のホテルで、26歳の女性に対し首を絞めるなどの暴行を加えたうえ、現金20万円が入った財布を奪った疑いが持たれています。
島津隆容疑者は女性と出会い系サイトを通じて知り合い、事件当日に初めて会ったということで、取り調べに対し容疑を認めているということです。
島津隆容疑者には数百万円の借金があるとみられ、警視庁は余罪についても調べています。
渋谷のホテルで女性から現金奪った疑い、男逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160209-00000039-jnn-soci
産経ニュースでは以下のように伝えています。
女性から現金を奪ったとして、警視庁渋谷署は強盗容疑で、東京都江戸川区松島の無職、島津隆容疑者(39)を逮捕した。「交際したかったが、金を要求されて腹が立った」などと容疑を認めている。
逮捕容疑は、昨年11月29日午後5時半ごろ、渋谷区道玄坂のホテルで、風俗店勤務の女性(26)を首を絞めて失神させ、現金約20万円が入った財布を奪ったとしている。
現場の遺留品から島津容疑者の関与が浮上した。島津容疑者は女性と出会い系サイトで知り合い、犯行当日が初対面だったという。
出会い系→ホテル→首絞め 無職男、風俗嬢から20万円強盗「交際したかったがカネ要求された」
http://www.sankei.com/affairs/news/160209/afr1602090022-n1.html
報道機関によって内容が若干違いますね。
典型的な出会い系を使った強盗事件にも思えますが、『出会い系サイトで知り合い』『風俗店勤務』『金銭を要求』ということで、おそらく援デリの女の子ではないかと思われます。
20万円の現金を持っていたということで、女性側も防犯意識が低かったのかもしれません。それでもこのような強盗事件に会う確率は、合法的に運営している風俗店と援デリでは比べれば天と地ほどの差があります。
おわりに
非合法な風俗店ではなく合法的な風俗店を選びましょう。
客とのトラブルがあった場合に安全な風俗店は以下の順です。
1.店舗型風俗店(ソープ、箱ヘル、ピンサロ、オナクラ)
2.無店舗型風俗店(デリヘル、ホテヘル)
3.管理されてない裏風俗(援デリ、立ちんぼ)
非合法な店舗型裏風俗としてはちょんの間がありますが、客とトラブルがあった場合の防犯では1と2の真ん中程度でしょうか。
防犯面を考えた場合、男性スタッフが多く勤務している大手の風俗店をお勧めします。