キャバクラ、ガールズバーはどちらも18歳から働くけるナイトワークです。主な仕事内容は『お酒を作ってお客さんの話し相手になること』です。

このページでは似たような2つの違いを解説します。

営業形態の違い

キャバクラは「風俗営業の接待飲食等営業」として各都道府県の公安委員会の許可を得て営業しています。午前0時から日の出までの深夜は営業できないことになっています。キャッチによるお客様の呼び込みをしてはいけません。

一方、ガールズバーは「深夜酒類提供飲食店」の認可で、終夜営業が可能です。また、キャッチによるお客さんの呼び込みもしていいルールです。

仕事内容の違い

キャバクラとガールズバーの違いを一言で言うと『お客さんの隣に座るか座らないか』です。

キャバクラでは女の子がお客さんの隣に座って接客をします。隣に座って接客をすることからフロアレディーという名前で募集されることもあります。

ガールズバーでは女の子はカウンター越しに接客をします。店内のカウンター越しに接客をすることからカウンターレディーで募集されていることが多いです。

キャバクラは接待飲食等営業なので横に座って接客することができますが、ガールズバーはお客さんの横に座っての接客が禁止されています。カウンター越しの接客のため、タバコに火はつけなくても良いです。

お客さんの横に座らないことで、セクハラ関連のトラブルが少ないというメリットがあります。夜のお仕事に興味はあるけど、お客さんの隣に座って接客するのは嫌という人にはガールズバーの方が向いているでしょう。

給与の違い

給与はキャバクラよりもガールズバーが低い傾向があります。

キャバクラが時給3000円くらいからなのに対して、ガールズバーは時給1200円~2000円前後のところが多いです。

また、キャバクラは売上に対するバックで大きく稼ぐことができます。人気キャバ嬢の中には月収300万円以上という方も珍しくありません。

指名・アフター・同伴の有無

キャバクラは全て一般的ですが、ガールズバーには指名・アフター・同伴といった制度がありません。

まとめ

仕事内容に関してはキャバクラにはあってガールズバーにはないことが沢山あります。夜のお仕事が初めてという方はまず、ガールズバーから始めてみるのもいいかもしれません。

稼ぎはキャバクラの方が大きく上回ります。キャバ嬢は売上ノルマや同伴などの仕事の出来が大きく評価されますが、仕事を始めるとプライベートとの境目がなくなりやすいため、一長一短と言えるでしょう。

キャバクラもガールズバーも色々なコンセプトの店が増えています。面接や体験入店でどんなコンセプトの店なのか確認をしてお店選びをしましょう。