キャバクラやガールズバーなど、一口に水商売と言ってもいろいろな業種があります。
それぞれの業種によって働き方や収入などが変わってきますので、このページで詳しく解説します。
水商売の種類は?
水商売の仕事は大きく分けて2つあります。キャバクラのようにお客さんの隣に座って接客するタイプと、ガールズバーのようにカウンター越しに接客するタイプの店です。
それぞれに営業許可の違いがあり、お客さんの隣に座って接客できるのは『風俗営業2号許可』という区分です。
- キャバクラ
- 朝・昼キャバ
- ラウンジ
- ニュークラブ
- 高級クラブ
こちらは条例によって深夜0時までしか営業できません。これを超えると時間外営業で違法行為となってしまいます。(地域によっては深夜1時まで)
とはいえ、繁華街では深夜2時3時でも営業しているキャバクラが沢山ありますよね。実は、厳密にいうと全て法律違反なのです。
- ガールズバー
- スナック
カラオケでデュエットしたり、横に座って接客すること(法律用語で接待行為と言います)が禁止されています。ガールズバーならホトンドの店でカウンターを設置していますが、それは営業届出を出すためなんですね。
それぞれの業種を詳しく見ていきましょう。
キャバクラ
水商売でもっともメジャーな存在がキャバクラです。
女の子の給料システムは時給制で、時給は2,000~4,000円のお店が多いですから短期間でガッツリ稼ぎたい方にもオススメできます。接客はお客さんとの1対1です。
バンドを雇ってジャズの生演奏をしているお店もあれば、DJやダンサーがいてナイトクラブ的な雰囲気のお店もあります。
どの業種よりも店舗数が多く、色々なコンセプトのお店があるため、女の子もお客さんも自分にあったお店を探せるという特徴があります。
ノルマのないお店が多いので、気軽に働くことができます。夜の仕事が未経験の大学生・フリーター・OLの方が一番多く選んでいます。
朝・昼キャバ
時給は低く、通常のキャバクラの半分くらいになります。客層はナイトワークの方が多い傾向があります。
子供を学校に通わせていて、午前中~昼間に働きたい主婦の方にお勧めです。
ラウンジ
キャバクラよりも時給相場が低く、お客さんが支払う料金も安い店が多いです。
キャバクラは1対1の接客ですが、ラウンジは複数接客です。女の子が一人で複数のお客さんと話をすることもあれば、その逆もあります。また、指名制度がありません。
キャストさんの年齢層は30歳~と少し高めなので、20代ならキャバクラをお勧めします。
ニュークラブ
キャバクラの高級店バージョンです。明確な定義はありませんが、給料の高さは高級クラブ>ニュークラブ>キャバクラです。
キャバクラよりも高い時給で働けますが、その分厳しいノルマが設定されていることが多いです。採用基準も高く、容姿や接客スキルを厳しくチェックされます。
高級クラブ
六本木や銀座に多く出店されているのが高級クラブです。夜の仕事の中で最も敷居が高く「銀座のクラブ」はそれ自体がブランドとして通用しています。
キャバクラやガールズバーで働く女の子のことは「キャスト」と呼んだりしますが、高級クラブでは「ホステス」と呼ばれています。ホステスの給与は基本日給が30,000円~50,000円ほどで、さらにバックが付きます。
年齢の高いお客さんがメインの店で、女の子も20代半ば~30代が後半が多いです。
ホステスが着ているのはドレスと和服のどちらもありえますが、みなさん高級なドレスや高級な着物を着ています。
お客さんのドレスコードもスーツにネクタイ着用が必須としていることも多いので、そんな決まりの店で安物のドレスを着ていたら怒られてしまいます。
身だしなみや立ち振る舞いが上品で当然、言葉遣いがしっかりしていて当然、高い教養を持ち合わせていて当然といった雰囲気があります。
ガールズバー
カウンターで接客するお店です。
時給は1,200円~2,000円程度が相場で、キャバクラよりも安いです。深夜1時以降も営業することができるため、総額の手取りはそれなりに高くなります。
給料システムは時給+ドリンクバックです。
ガールズバーでは客引きも女の子自身がします。自分で集めたお客さんを自分で接客するわけですから、ドリンクバックはほぼ毎回発生します。
お客さんの隣に座らなくてもいい=体を触られる心配がないですから、夜の仕事が初めてで不安な方も安心して働けます。
スナック
スナックもガールズバーと同じようにカウンター越しに接客するタイプのお店です。
お客さんは常連が多く、飛び込み客が少ないです。新規のお客さんは常連さんが連れてきます。フリーのキャッチを使って集客するようなことは滅多にありません。
キャストさんは40代~の女性が多いので、20代・30代の方ならキャバクラやガールズバーをお勧めします。
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