毎年新しいお店がいくつも出来るキャバクラ業界ですが、オープンして5年後も営業を続けられるキャバクラは全体の半分もありません。

ある日いつも通りに出勤したら店が潰れていました。給料を受け取ってないのにどうしたらいいんでしょう?』なんて話は毎年いくつもあります。

このページではキャバクラで働く女性が給与未払いの被害に合わないための対策を解説します。

潰れたら給料を受け取るのは難しい

もしも店が潰れてしまったら給料を受け取るのは非常に難しいです。

会社が倒産してから訴えた所で時すでに遅し。会社の銀行口座にお金が残っているとは限りません。(そもそもお金があったら潰れていないはずです)

会社の従業員は未払い給料を優先的に受け取れるとはいえ、口座にお金が残ってなければ受け取れるはずがありません。

こんなことにならないためにも、潰れそうなキャバクラを見分けるために要注意なポイントを4つ紹介します。

ナンバー嬢が辞める

お店の売上の7割はナンバー嬢が作っていますから、ナンバー嬢が辞めると店は途端にピンチになります。

ナンバー嬢が辞める→お客さんが来なくて売上が落ちる→他のナンバー嬢も辞める→更に売上が落ちる・・・という負のスパイラルにハマってしまいます。

お店がガラガラの日が続く

週4日以上勤務していると「アレ?以前よりお客さんが少ないな」と感じることってありますよね。これが「最近、お客さん少ない日が続くな」となり「毎日全然来ないやん!女の時給払えてへんやろ!」となります。

週1勤務だとなかなか分かりませんから、他の女の子に話を聞いたりしましょう。

12月~1月や7月は繁忙期なので営業しますが、7月31日や1月31日で閉店にする店が多いです。繁忙期中の月末まで営業して突然潰れるので、半月の給料が受け取れなくなってしまうのですね。

給料が遅れだす

キャバクラに限ったことではありませんが、給料を払えなくなったらその会社は危ないです。

キャバクラの給料は1か月ごとか2週間ごとに手渡しですが、給与支払い日に全額を受け取れなければ移籍の準備を始めましょう。

お店の稼ぎ頭であるナンバー1・2に未払いが出たら潰れる合図です。

男性スタッフが客数の少なさを女の子のせいにしている

「うちの店は人気キャストがいないから・・・」
「同伴できる女がいねーな」

来店数の少なさを女の子のせいにし出したらその店はもうオシマイです。

キャバクラの商品はお酒やフードではなく女の子なのですから、自分の店の商品を貶すような従業員がいる店に未来はありません。さっさと移籍しましょう。

ヤバイかなと思ったら

「今のお店が潰れそうかな?」と思ったら、シフトを減らしつつ新しいお店に体験入店しましょう。

お店を辞める時に給料を払わない店もありますが、訴えたとしても給料を受け取ることは非常に難しいです。

未払い給料が発生したら潰れる前に裁判所に訴えて勝訴することは可能ですが、それでも会社がどこの銀行口座を使っているのかは自分で調べなければなりませんし、勝訴した後に銀行口座にお金が残っているとは限らないからです。

悔しいとは思いますが、未払いの給料は泣き寝入りするのが無難な方法です。

交渉で全額日払いにするか、シフトを入れておいて給料を受け取った日に辞めることをお勧めします。もうダメだと判断した時点で計画的に逃げましょう!