風俗で働いてみたいとは思っていても、風俗店で働いてることを家族や友人に知られたくなくて躊躇する女の子は多いですよね。
「風俗の仕事が知られたら・・・」と心配で働けない女の子のためにあるのがアリバイ対策です。
家族や彼氏に対して「私は風俗店でアルバイトしている」なんて言う女の子はいません。極稀に彼氏さんに知られるのはOKという女の子はいますが、そんな子でも両親にだけは絶対に知られたくないと言っています。
そのお手伝いをするのが風俗店スタッフの重要な仕事の一つなのです。
風俗店はアリバイ会社を用意しています
風俗店ではアリバイ対策として『アリバイ会社』を用意しています。
具体的な例としては
- 自前で別の会社を運営しているケース
- 外部企業に委託するケース
- 営業用とは別の電話番号だけを用意するケース(ちょっと危険)
などがあります。
自前でアリバイ会社を運営している風俗店がおすすめ
大きな風俗グループでは別会社を設立していることが多いです。
自前でアリバイ会社を運営することで「家族が怪しんで職場に電話してきた場合にも柔軟に対応できる」というメリットがあるのです。本当に存在する会社なのでバレる危険性は低いです。
アリバイ会社の仕事内容に多いのはテレアポや外食店などです。お店の女の子がそこの社員として働いていることにして、社員証や名刺なども発行することになります。
アリバイ会社がテレアポ会社の場合
おそらく風俗のアリバイとして使われているのがテレアポ(電話受付業務)ではないでしょうか。
テレアポの仕事はもともとの時給が良いです。ノルマ達成のインセンティブ(歩合給)によっては、時給に換算して2000円や3000円以上になることもあります。
テレアポは『電話・パソコン・机・椅子』さえあればどこでも出来ることもあり、雑居ビルに入居していることが多いですね。職場近くで知り合いに見られても、矛盾なく説明することができます。
風俗の高額な給与も説明できますので、風俗店や風俗嬢の皆さんにお勧めできるアリバイ対策です。外部企業にアリバイ対策を委託する場合もテレアポが多いです。
アリバイ会社が不動産会社の場合
実は私が働いていたグループでは不動産会社を運営していました。
働く女の子のための寮をすぐに用意できますし、デリヘルの待機所を確保するのも比較的簡単なので、不動産屋が風俗店を経営するメリットは結構大きいのです。
女の子が接客している際に家族から電話があった場合「会社の同僚」が対応することになります。
運転免許を持っている女の子であれば「○○さんはお客様を物件にご案内中でして・・・」と言えば1時間以上は時間を稼ぐことができますから、お店の女の子にも好評でした。
電話番号だけを用意するケースはちょっと危険
風俗店の電話番号は『営業用』『求人用』『アリバイ会社用』の3つ以上を用意しています。
開業したばかりのデリヘルやピンクサロンにありがちなアリバイ対策が「アリバイ会社を設立せずに電話番号だけを用意するケース」です。
このケースでは別法人を設立しませんから、経営者にとってはお金がかからないというメリットがありますが、ちょっと調べれば一発でバレてしまうというデメリットもあります。
脱サラして開業したばかりの経営者にはこれしか選択肢がないとはいえ、風俗で働く女の子にとっては危険かもしれません。
身バレしたくない相手の電話番号を登録できる「電話番号登録システム」について
風俗店には家族や友人の電話番号を事前にNG登録するシステムがあります。
登録した電話番号から電話が掛かってきた時点で注意が必要な相手だとわかりますから、「女の子が知り合いを接客してしまう」という事態などを防ぐことができます。
出入り禁止の客に対する対策の一つでもありますが、これをアリバイ対策としても使っています。
アリバイ対策チェックポイント
面接でチェックしておきたい重要なポイントは以下の3点です。
- アリバイ対策用の電話回線があるかどうか
- アリバイ会社はどんな事業内容か
- アリバイ対策用の会社を設立しているか
求人サイトを見ているとどこの店も『うちの店はアリバイ対策しっかりしています!』と謳っています。アリバイ対策は店によって様々ですから、具体的にどんなことをしているのか聞いておきましょう。
「アリバイ対策しっかりしています」は大抵が嘘だと分かります・・・(苦笑)