風俗の仕事は時給ではなく接客したお客さんの人数によってお給料が変わるシステムです。
お客さんが付けばお給料も沢山出ますし、一人もお客さんが付かなければお給料はありません(保証がある場合を除きます)。
ですから、一般的な収入アップの方法は『出勤時間を伸ばして接客数を多くする』ということです。
では、出勤時間を伸ばせば伸ばすほど収入がアップするのでしょうか?
出勤時間が3倍になればお給料も3倍になるかと言えば、そんなことはないのです。
お客さんを付ける優先順位があります
スタッフが優先して予約を埋めたいのはリピート率の高い女の子です。
人気のある女の子と人気のない女の子を同等に扱うことはできません。同じお客さんを付けるなら、なるべくリピート率の高い女の子に付けることで売上を伸ばしたいのは、運営側としては当然の思いです。
また、出勤している女の子全員に一本は付けたいですから、出勤が早い女の子も優先的に付けられます。
上がり時間が「早い女の子」と「遅い女の子」
お店の運営スタッフとしては、なんとしてでもお茶挽き(お客さんが付かないこと)だけは回避しなければなりません。
同じ時間に出勤していてリピート率も同程度の上がり時間が「早い女の子」と「遅い女の子」のどちらを優先するかという問題がでてきます。
ここでポイントとなるのが「出勤時間が長い女の子はまだ残り時間がある」ということ。あとでお客さんを付けるからという理由付けが出来てしまうのです。
そして上がり時間が早い女の子を優先し、遅い女の子を後回しにするという事が起こります。
出勤時間を伸ばすことはあまり効果的ではないばかりか、不利になる可能性すらあるのです。
ただし、デリヘルの場合は移動時間があるために短すぎる出勤時間の女の子はお茶挽きになることもあります。
自宅待機はお客さんが付かない?
一部のデリヘルでは自宅待機というシステムがあります。「予約が入ったら出勤すれば良い」という契約で、お店の待機室で何時間も拘束されずに済むことから女の子にとって働きやすい仕組みですよね。
しかし、この自宅待機に関しては『自宅待機だとお客さんが付かない』『自宅待機だとお店から干される』と言う話を聞くことがあります。
おそらく干されることはありませんが、『今からすぐに遊びたい』というお客さんには対応できないため不利になる可能性はあるでしょう。
出勤時間を伸ばすより写メ日記を頑張って効率的に稼ごう
お客さんの指名を集めるために大事なのは、なんといってもコツコツと写メ日記を続けることです。
毎日出勤して長い待機時間を過ごすより、出勤したら完売する女の子の方がお店からも大切にされます。
完売しなくてもフリー客を優先的に付けられることは間違いありません。
写メ日記を面倒くさいと思って待機時間を長くするより、集客ツールと思って効率的に稼いだ方が賢いでしょう。