給料・待遇・風俗用語解説

風俗求人に女性へのバック(給料)や雑費が明記されない理由

風俗求人を見ていると『1日35000円可能!』『1日○○円保証します』というような表記はあっても、各コースのバック(お給料)が書かれていることは少ないですよね。

風俗の求人に、各コースのバックと雑費を明記して欲しい。

なんで明記されていないのだろう?なにか法律が関係しているのかな?

今回はこんな疑問にお答えしようと思います。

実は求人にバックが書かれていない理由は、ソープランドとその他の風俗店で少し異なります。

ソープランドの場合

ソープランドがバックを明記しない理由には、風営法という法律が関係しています。

ソープランドは『お客さんに対して入浴の手伝いをする』ことが主なサービスであって、性風俗のサービス(フェラチオや本番など)を一切行わないことになっています

もちろん『入浴のお手伝い』が建前だということは保健所や警察も分かっています。本番行為が行われているのを分かった上で、見逃していてくれているのが現状なのです。

ソープ側が求人で女性に支払うバックを明記してしまうのは『私たちは管理売春をしています』と堂々とアピールしているのも同然なのでNGなのです。(管理売春は法律で禁止されています)

お客さん用のウェブサイトで入浴料しか表記せず、総額表記をしないお店が多いのも同様の理由です。ソープは風俗店ではないという建前で営業しているんですよ。

ファッションヘルス、デリヘル、エステの場合

ファッションヘルスやデリバリーヘルスは性風俗サービスをアピールできますから、バックを書くことに関して法的になんの問題もありません

求人サイトを見ていても、バックや雑費を明記しているお店も見かけますよね。特に系列店を多く抱えている大手グループではバックを明記していることが多いです。

個人的にはそういう店へ応募するのが無難ではないかと思うのですが、やはり大手よりもバックが高く稼ぎやすい店があるのも事実です。

バックを明記していないお店の多くは『女の子に問い合わせて欲しいからあえて明記しない』という方針です。

バックを書いてしまうと問い合わせが減ってしまうんですね。

女の子によってバックが異なることも理由の一つ

風俗のバックは、そこで働く女の子全員が一律なわけではありません。

他店での経験がありお客さんを抱えている女の子なら、店側はバックを高くしてでも働いてほしいわけです。人気のある女性の多くは、お店の基本となる給与システムよりも高いバックで働いています。

また、公式サイトや各メディアへの顔出しが出来たり、AV女優という肩書でお客さんを呼べる女の子なら基本給の部分が高くなります。

たとえ同じ条件でもバックは異なる

『私は顔出し出来ます!いくら貰えますか?』と聞かれても、女の子によって集客力に差があります。

経営側の視点になって考えれば分かるかもしれません。貴女は嵐の櫻井翔さんとバナナマンの日村さん、どちらを雇いたいですか?

同じ店なのだから同じ金額で・・・そんなことをしたら、お客さんを呼べる人を他の店に取られてしまいますよね。

結局どうすればいいの?

店側に直接問い合わせてみるのが一番です。色々な理由があってバックが明記されていませんが、一つ一つ聞いてみるしか方法はありません。

バックや給与保証で問題になりがちなのが『言った・言わない』の話になってしまうことです。

トラブルを防ぐためには証拠を残しておくことが大切ですから、出来れば求人サイト経由で問い合わせてみることをお勧めします。

風俗スカウトサイトに登録して、プロフィールに『バック率を教えていただける店を優先して返事をします』なんて書いておくのも良いでしょう。

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