風俗店で働く場合も、昼職のアルバイトと同様に働いてみたい店に連絡をして面接の日時を決めることから始まります。
面接に履歴書や職歴書を持って行く必要はなく、風俗店が用意している面接シートに記入するのが一般的です。
- 面接シートに記入すること
- 名前
- 連絡先
- 現在の職業
- 風俗の仕事をしようと思ったきっかけ
現在の職業には「1.会社員 2.学生 3.主婦 4.フリーター」などがあるだけで、勤務先や学校名まで書く必要はありません。
面接で聞かれること
店側が用意している面接シートに記入したあとは、次のようなことを聞かれます。
- 週何日、何時から何時ごろまで働けるのか
- 風俗で働こうと思った理由
- 過去に風俗で働いた経験の有無
- アリバイ対策が必要かどうか
- いつから働けるか
- どのくらいのお金が必要なのか
- 得意なプレイはなにか、性感帯はどこか、初体験はいつか
- NGプレイの確認
- ネットや雑誌での顔出しが可能かどうか
過去に風俗経験がなければ働こうと思った理由を聞かれますが、「手っ取り早く奨学金を返した」「海外旅行に行きたいから」など、正直に答えればOKです。
通常のアルバイトでは間違いなくセクハラになるような質問をされることもあります。
「年齢確認」と「本籍地確認」は絶対にある
風俗店の面接では年齢確認と本籍地確認が必ず行われます。そのため、必ず必要となるのが『身分証明書と本籍記載の住民票』か、『パスポート』です。
風営法の関係で本籍記載の住民票がなければ働かせることができませんから、きちんと用意しておきましょう。18歳以上であることを確認できなければ働くことができません。
詳しくは風俗店の面接へ行く前のチェックポイントをご覧ください。
不採用にする基準とは
店側としては「ある程度のスペックの高い女の子なら全員採用したい」と思っていますから、面接に来た女の子は出来るだけ入店してもらう方向で話を勧めます。
しかし、不採用になることはあります。
- よくある不採用の理由
- 態度が良くなかった
- 事前に伝えられていた体型とは全く違った(写メで加工していた)
- 店のコンセプトとは合わない
- その他、採用しても稼げなそうな感じがする
個人的な意見ですが、風俗経験者が保証の有無を自分から切り出すと悪い印象を与えるケースが多いと思います。「この女の子は、以前在籍していた店で指名を取れていなかったんだろうな」と予想してしまうからです。
なお、高級ソープや高級デリヘルでは全員採用するという方針ではなく、むしろ応募者の多くを不採用にする店が多いです。詳しくは『高級ソープの採用基準』をご覧ください。
入店するまで帰さない?
全員採用する方針で面接をしているわけですから、なんとか体験入店まで持って行きたいという思惑はあります。
でも、女の子が「一度帰って考えたい」と言えば無理強いせずに帰してくれます。応募の時に「当日は体験入店せず、面接終了後は一度帰ってもよろしいでしょうか?」と聞いておけば良いでしょう。
面接で話を聞いてみても不安はあると思います。自分の部屋でもう一度考えてみて、それでもやってみようと思ったら店に連絡しましょう。
面接で裸になるの?
大きなタトゥーや妊娠線、古傷などがあるかどうかを確認するために、下着姿になることは多いです。
タトゥーや妊娠線を嫌がるお客さんもいるので、接客前に説明していなければクレームになってしまいます。60分で1万~2万円という安くない価格で営業しているわけですから、こればかりは仕方ないでしょう。
今は面接で全裸にする店は滅多にありませんし、男性スタッフが服の上から胸を触るようなセクハラ面接もありません。
面接で問題なければ体験入店することに
面接は一度だけで、採用かどうかはその日に教えてくれます。無事に「体験入店していきませんか?」と聞かれて、あなたも働いてもいいかなと思ったら体験入店することになります。
体験入店では、実際にお客さん相手に通常のプレイをすることになります。
一般的なヘルスや格安ソープならDVD講習や口頭での説明が主流です。ソープで本番ありの実技講習をする店は滅多にありません。
実技講習は時間がかかりますから、体験入店までの時間を短縮するためにもDVD講習だけにした方が店側にもメリットが多いのです。
「講習無し」とは「実技講習がなし(DVD講習はあり)」という意味の店が多いです。
ただし、マットプレイのあるソープランドやマットヘルスの多くは、未経験者に対して実技講習を必須にしています。
求人サイト経由で店の人に直接聞いてみる
気になることはお店の人に直接聞いてみるのが一番です。面接へ行く前に不安を解消しておいた方が緊張せずにすみます。
スカウトサイト経由ならお店に情報が残りませんし、聞きたいことだけ聞いて、もし嫌な感じがあったらブロックしてしまえば良いでしょう。