風営法で「妊婦さんを働かせてはいけない」なんて決まってませんから、妊婦さんも風俗で働くこと自体は可能です。
しかし、一般的な風俗店では妊婦さんを働かせることに消極的です。お店側だってお腹の子供に何かあっ手も責任は取れませんし、風俗店のスタッフだってできれば働かせたくないと考えている人が多いです。
お客さんも「妊婦さんはちょっと…」という人が多いので、安定して稼ぐことは難しいでしょう。
妊婦専門店・母乳専門店はある
「妊婦専門」「母乳専門」というマニアックなコンセプトで営業している風俗店はあります。
大阪などの大きな風俗街や鶯谷などのデリヘルが盛んなエリアには多いです。お店にやってくるお客さんも「妊婦さんが好き」「母乳を飲んでみたい」という気持ちなので、安定して稼ぐことが可能です。
興味があれば、求人サイトに登録してプロフィールに「妊娠しています。」と書いてみましょう。あなたが働けるお店からオファーがかかります。
【おすすめ】生活保護を検討する
「妊娠してから生活費が厳しくて病院にもいけない」
「出産費用を稼ぐために風俗バイトをしなければいけない」
こんな状況であれば、生活保護を検討してみてください。
生活保護制度には、妊娠している人が受けられる「出産扶助」があり、分娩費用や入院費用など40万円程度を負担してくれます。
内訳は次の通りです。
- 基準費:施設分娩の場合245,000円以内
- 入院費:最大で8日間の入院費実金額
- 衛生材料費:ガーゼやマスクにかかる費用を5400円を上限に支給
もちろん、生活費を支払うための「生活扶助」や、家賃を払うための「住宅扶助」を受けられるので、最低限の生活はすることができます。
まずは、市役所や区役所へ行って福祉事務所や健康福祉センターの職員さんに相談してください。法テラスを利用して、弁護士の無料相談を利用するのもおすすめです。
風俗に復帰するのはお子さんを産んでからにしませんか?
妊娠中は薬の服用も制限されます。「性病になっても抗生物質飲めばOK」みたいなことが一切通用しません。妊娠がわかった時点で風俗バイトは一旦やめるのをおすすめします。
無事に元気なお子さんを生むまでは生活保護を受けて、あなたの体が落ち着いた時点で風俗に復帰しませんか?母乳が出るなら母乳専門店もありますし、子供と一緒に住める寮や提携託児所のある風俗店はいくらでもあるのですから。