デリヘルのお客さんは本番したがる傾向が高いです。
そのため、本番できれば店の売上が上がるため、店のスタッフが本番を推奨していたり、本番前提で採用するデリヘルもあります。
鶯谷など東京都内の一部地域では最初から本番料金込みで運営されている店も多いです。
店のスタッフが本番を推奨しているのは、五反田や蒲田周辺で展開しているデリヘルグループが有名です。
高級デリヘル、人妻店にも多いですね。
求人情報で黙認店だとわかる例もあります
滋賀県にあるデリバリーヘルスは、日給料金の詳細を提示しています。
17.000円の60分コースでは女の子のバックが7.000円、21.000円の90分コースでは女の子のバックが9000円となっています。
デリヘルでは給与バック率は60%程度のお店が多いので、このお店のバック率(41.1%)は一般的な給料相場よりもかなり低いですね。
ただし、これにはカラクリがあるようです。給与一覧表の下に、赤い文字でこのような説明がありました。
尚、当店は本番行為は厳重に禁止しておりますが、嬢を信じて一切干渉致しません。相場は1万円、お客様はそのことを知っておられます。その際にチップ・その他でお客様から頂いたものはお店側に申告無用ですので実際には1日の日給は上記よりもっと多い嬢もいるのは勿論のことですが、あくまでも当店では本番行為を禁止しています。
本番すれば別途1万円の手当が付きますよということでしょう。「あくまでも当店では本番行為を禁止しています」と言いながら本番を黙認しているようですね。
相場は1万円ですから、事実上『27.000円の60分コースで女の子のバックが17.000円』ということになります。この場合の給与バック率は62.9%ですから、円盤してようやく一般的な給料相場になります。
これはつまり本番しないとまともな給料にはならないということです。
女の子からお客さんに対して円盤のお誘いをしなければ、41.1%という超低額のバック率で働くことになります。
デリヘルで本番をするメリットは割高なバック率
通常、デリヘルでは本番が禁止されています。それでもデリヘルで本番をするメリットは「割高なバック率で働ける」ということでしょう。
平均的なバック率(60%~70%)のお店に在籍しながら本番(円盤)をすればバック率は80%を超えます。
バック率が80%以上の風俗店なんて日本中どこを探しても存在しません、よって円盤で稼げるなら魅力的と言えるでしょう。
もっとも、本番をしてようやく62.9%のバック率で働くなら、他のお店を探した方が良いと思います。
本番前提や無料本番のデリヘルは避けるべき理由
個人的には、本番前提のお店や、無料で本番させているデリヘルは避けた方が良いと思います。
なぜならデリヘルで本番目的のお客さんはショートコースが多いからです。一度本番をさせると、それまでロングコースで予約してくれたお客さんもショートコースになってしまうのです。
その結果、次のようなゴールになってしまいます。
→ロング客がショート客に劣化する
→デリヘルなのに指名客はショートコースのみ
→詰む
これだけは避けなければなりません。本番するなら『最初から円盤のみにする』か『ロングコースでなければ本番しない』というルールを作らなければなりません。
また、本番前提のお店で働くリスクは高いです。2015年には全国展開するデリヘルグループがガサ入れされているように、本番前提のデリヘルは警察から目をつけられていると考えた方が良いでしょう。
本番前提ならソープの方が良いですよ
もしも貴女が本番前提で働けるのであればソープランドを選んだ方が良いと思います。
移動時間が少ないので時間を有効に使えますし、ソープランドの方が知名度が高いために集客力もずっと高いです。