吉原や金津園などの大きなソープランド街では、高級店を中心にNS(ノースキンの略、コンドームを着けないこと)をしなければ稼げないお店が多くなっています。
性病感染のリスクが大幅に高くなるため、出来ればNS接客は避けたいところですね。
2016年現在、吉原の総額3万~6万円のお店では、混在店も含めてNSありの店が7割以上を占めています。
コンドームが一般的になって以来、ここまでNSをするソープ嬢が多くなったのは初めてのことでしょう。特に2008年~09年頃からNS店が多くなってきたように思います。
NS店が流行った理由
ここまでNS店が増えたのは、中出しをしているAV女優さんが増えたことが理由の一つでしょう。
モザイクありのAVしかなかった頃は疑似の中出しが中心でしたが、無修正モノでは本当の中出しを行うしかありません。
そして現在では、トップクラスの人気女優が無修正AVに出演して生挿入・中出しをするようになりました。
そこで初めてコンドームを着けずにセックスしたという人気女優さん達が決まっていう言葉が「生って気持ち良いんですね」というセリフです。世の男性がNSに憧れるのも無理はないのかもしれません。
NSの高級店or完全S着の格安店+NS率100%の大衆店
2008年~09年頃からNS店が多くなってきましたが、それはリーマンショックが一つの転機になっていると思います。
それまで大衆店として営業してきた完全S着店が総額2万円台以下の格安店としてリニューアルしたのも2009年の前半です。
その後しばらくはNSの高級店or完全S着の格安店という状況が続き、2011年ころからNS率100%の大衆ソープが勢力を拡大してきました。
この戦略で特に上手くいってるのがキャンディグループ(ショコラ、キャンディ)でしょう。クラブアムールやサンタフェグループ(サンタフェ、クラブオアシス、ビッグマン)なども繁盛しています。
同価格帯の店が集客に苦戦している中でもNS率100%の大衆店は非常に客入りが良いという特徴があります。
NS率100%の大衆店が多く登場した今では「高級店でNSすれば稼げる」という時代ではなくなってしまいました。
NSしなければ稼げないわけではない
総額6万円台の高級店でもNSが増えましたが、総額8万円以上の超高級店では完全S着店が生き残り続けています。
日本で一番稼いでるソープ嬢達が多く在籍するのはこの価格帯です。
衛生面でのリスクは低く、客単価の高さはトップクラスという魅力があります。当然その採用基準も厳しくなりますが、一念発起して頑張ってみようと思っている女性は挑戦してみるのも良いでしょう。
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